こんにちは!イッケイです。
前回の記事でご紹介した「痩せながら若返る最強の健康ダイエット法」の続きをお届けします。今回は、このダイエット法の基盤となる3つの要素について詳しくお話ししていきます。
ありふれたダイエット法では効果が薄い?
これまで、以下のようなダイエット法を試したことがある方も多いのではないでしょうか?
- リンゴダイエット
- バナナダイエット
- ヨーグルトダイエット
- カロリー制限ダイエット
- 低糖質ダイエット
- ケトジェニックダイエット
- 運動して痩せるダイエット
これらを試して「一時的に効果があったけど続かなかった」「期待していたほど効果が出なかった」という経験をお持ちの方も少なくないはずです。
実際、健康や栄養に関する科学的な本を40冊以上読んだ私の立場から見ると、これらの方法には共通点があります。それは、どれも「部分的には正しいが、それだけでは効果が薄い」ということです。
ダイエットのカギは「痩せスイッチ」にあり!
多くのダイエット法が効果的でない理由は、「痩せスイッチ」を十分にONにできていないからです。
「痩せスイッチ」とは、簡単に言うと、体が痩せるモードになるかどうかを決めるスイッチのこと。このスイッチがONにならなければ、どんなに努力しても効果が出にくいのです。
では、この「痩せスイッチ」をONにするにはどうすればいいのか?
それが今回のテーマである 「最強のダイエットの基盤となる3つの要素」 にかかっています。
最強のダイエットの3つの要素
- 腸内環境の改善
- インスリン値の改善
- ミトコンドリアの機能改善
初めて耳にする方には少し難しく感じるかもしれませんが、安心してください。一つひとつ分かりやすく解説していきます。
1. 腸内環境の改善
腸内環境の改善とは、最近話題の「腸活ダイエット」のこと。腸は「第二の脳」とも呼ばれ、健康全般において重要な役割を果たします。
腸内にはビフィズス菌や乳酸菌などの微生物が存在し、これらが栄養の吸収やウイルスの侵入を防いでいます。これらの微生物が腸に多く存在することで、体全体の健康が維持されます。
しかし、もし腸内環境が悪化するとどうなるのでしょうか?
その一例が「リーキーガット」と呼ばれる腸の機能不全です。
リーキーガットとは?
リーキーガット(腸漏れ)は、腸の壁が傷つき、本来吸収されないはずの有害物質や未消化の食べ物が血液中に漏れ出す状態を指します。これにより、炎症やアレルギー、体調不良が引き起こされることがあります。
主な原因は、加工食品や砂糖の多い食生活、ストレス、食物繊維不足など。腸内環境を整え、善玉菌を増やすことが予防・改善のカギです。
現代の食生活が腸に与える影響
現代の食生活では、腸内の善玉菌のエサである「食物繊維」が不足しがちです。その一方で、ヨーグルトなどのプロバイオティクス食品を摂取する人も多いかと思います。
しかし、食物繊維を十分に摂らずに乳酸菌を摂取するのは、例えるなら「兵士を送り込むだけで補給物資を与えない」のと同じです。胃酸を生き残った乳酸菌は腸内で一時的に役目を果たしますが、エサが不足してしまえばそこで終わりです。
腸内環境を本当に改善するには、乳酸菌を摂取するだけでなく、そのエサとなる食物繊維もしっかり補うことが必要です。これこそが「腸活」の本当の目的なのです。
続きは次回の記事で!
インスリン値の改善やミトコンドリアの機能改善については、次回の記事で詳しくお話ししていきます。腸内環境の具体的な改善方法についても投稿していきますので、引き続きチェックしてください!